「賃貸」を続けるべきか「購入」を検討するべきか、悩んでいる方も多いはず。どちらもそれぞれ良い点と気を付けなければいけない点があります。比較しながら一緒に考えてみましょう。
気軽に引っ越すことが出来る
住宅ローンに縛られない
生活に合った家賃で住まいを変更が可能
地価を気にしないで自由な場所に住める
固定資産税を支払う必要がない
維持管理を自ら行なう必要がない
支払う家賃は資産として残らない
駐車場が別料金である
リフォームや改築などが自由にできない
更新の度に手数料がかかる
高齢になるほど借りにくくなる
傷など現状復旧の責任を伴う
間取りが狭くなりやすい
引越しをする度に多額の費用がかかる
自分の資産なので老後が安心
社会的信用度が増す
賃貸と比べて広い空間で生活ができる
住宅ローンが完済すれば維持費が大幅に下がる
駐車場の確保がしやすく無駄なお金が掛らない
ペットを自由に飼うことができる
庭先などが確保できる
生活に合わせて増改築などができる
固定資産税などの税金がかかる
気軽に引っ越すことが出来ない
金利が高くなると返済額が増える場合がある
戸建ての場合は修繕費がすべて自己負担
家を借りた場合と買った場合の
今後50年間の住居費を比較してみましょう。
総住居費はどちらがオトクなのか、
考えてみましょう。
賃貸の場合
80歳までの支払額は
家賃 12万円×12か月×50年間=7,200万円 更新料 12万円×25回(2年に一度のため)=300万円
※途中の引っ越し代・仲介手数料は含まない
持ち家の場合
35年ローン / 65歳で完済(金利1.5%) / 残り15年間は修繕や管理費 /
固定資産税などの出費があると仮定 ※元利均等返済
<年間>
・修繕積立金、管理費 36万円
・固定資産税 10万円
80歳までの支払額は
支払総額 3,000万円の物件を購入 / 35年ローンで65歳で完済(金利1.5%)4,173.8万円
修繕積立金・管理費 36万円×50年=1,800万円
固定資産税 10万円×50年=500万円
80歳までの支払総額は
持ち家の方が1,027万円安い計算になります。
賃貸の場合は35年以降も家賃を支払い続ける必要があり、購入の場合は、賃貸より物件購入額等によっては総住居費が高くなるケースもあります。
しかし「買った家が資産として残る」点が大きなメリットになります。
また、家を買うと将来の住居費がほぼ確定するため、子どもの教育費や老後の資金計画など、将来のライフプランが立てやすくなります。
購入後に貯蓄をして、返済額軽減型の繰り上げ返済をすれば、総住居費を減らすことも可能となり、様々なメリットがあります。
しかし一番の大きなポイントは無理のない、自分自身のライフスタイルに合った資金計画を行う事がとても重要です。